チャイムを押して荷物を手渡しするのではなく、玄関先やパイプシャフト内に荷物を置いて配達する『置き配』システム。
元々アメリカで始まったこのシステムは、在宅や応対する必要がなく便利である反面、治安上の問題から嫌がる人も多いようです。
また、最近では「置き配を設定していないのに置き配されてた！」というAmazonユーザーのツイートが増えているようです。
一体なにが原因なのでしょうか？
置き配は初期設定になった
2020年3月23日より、「置き配」は注文確定時の初期設定となりました。
公式Amazon Newsroom Amazon、玄関への「置き配」を３０都道府県で標準に
置き配が可能かどうかは商品や住所により異なりますが、可能である場合、注文確定時に自動的に置き配が設定されます。
つまり、置き配してほしくない場合は、注文のたびに置き配を解除する必要があります。
置き配を解除・変更する方法
置き配を解除したり、置き配先を変更したい場合は、注文確定直前画面で、「注文を確定する」という黄色いボタンを押す前に、設定を変更する必要があります。
もし注文を確定してしまった場合、「注文履歴」から置き配設定を解除したり、置き配先を変更することが可能です。
解除したはずなのに置き配されていた
注文確定直前画面や注文履歴で、確かに解除したはずなのに…、という場合は、配送業者のミスである可能性が高いです。
置き配は「デリバリープロバイダ」といって地域の小規模な配送業者によるものであり、ヤマト運輸や郵便局といった歴史ある老舗業者ではないため、どうしてもルーズな一面があるようです。
配送業者への指導が必要と思った場合は、カスタマーサービスへ連絡しましょう。
定期おトク便で置き配可能な商品は「必ず置き配になる」
定期的に商品が届く代わりに、単品よりも安価に購入できるサービス…
しかも一度だけ届いてからすぐに解約することができるので、事実上、ただ単に安く購入できるサービス…
そんな夢のようなサービスが「定期おトク便」です。
対象商品は限られているため欲しい商品が「定期おトク便」として提供されているかどうかを検索する必要がありますが、大変便利な機能だと思います。
しかし残念ながら、定期おトク便で注文した商品が置き配可能な商品であった場合、必ず置き配による配送として注文が確定され、この初期設定を変更することはできません。
置き配を希望しない場合は注文履歴から通常の対面配送に変更することが可能です。
つまり、定期おトク便は注文が確定されるたびに毎回注文履歴から置き配設定を解除しなければ置き配で配達されることとなります。
まとめ
- 置き配は初期設定となったため、嫌なら注文ごとに解除が必要
- 置き配は注文履歴からも解除可能
- 解除しても置き配された場合はカスタマーサービスへ連絡する
- 定期おトク便は「置き配可能な商品は必ず置き配になる」
- 定期おトク便の置き配を解除するには「注文が確定されるたびに注文履歴から配送方法を変更する」
