Amazonで支払いが確定するタイミングはいつ？

注文をキャンセルしようか迷っている。「どうしよう…。」

または、キャンセルを決意した。「よし。キャンセルするぞ。」

または、キャンセルできた。「よかった。キャンセルできた。」

でも、ここで問題が。

「あれ？　私って、お金払ったの？？」

…その気持ち、すごくわかります！

支払いが完了してなければ、「請求取り消し」が必要ですが、支払いが完了していれば「返金」が必要になります。

Amazonに限らず、ネット通販は「決済（代金を支払った）タイミング」が解りにくいのですが、それを調べる鍵は「支払い方法」にあります。

デビットカード、プリペイドカードの場合は複雑！

デビットカードとは、銀行口座から直接お金を引き落とすことで支払うことができるカードで、「プリペイドカード」もデビットカードの一種だと考えてください。

デビットカードは、クレジットカードのように発行会社から前借りする訳じゃないので、口座に残高がなければ支払えません（カードの見た目はクレジットカードと同じです）。

デビットカードの場合、決済のタイミングは「発送時」です。

荷物が発送された際は必ずAmazonから「発送通知メール」が届きますので、メールが届いていたら決済は完了していると考えてください。

ただし、デビットカードの場合は、まず注文した段階で、カード会社が購入代金を預かります。

これは、支払い能力があるかどうかを決済前に判断するためです。

購入代金分の残高がある場合、カード会社はその金額を口座から預かったうえで、Amazonに対して「支払い能力がある」と伝えます。

注文者に支払い能力があることを知ったAmazonは、荷物の出荷準備に入ります。

その後、荷物が発送されると、ここで始めて決済が完了し、カード会社からAmazonに代金が送られる訳です。

少々ややこしいですが、まとめると次のような順番となります。

つまり、デビットカードで注文をキャンセルした場合、STEP3までの段階ならカード会社から返金を受ける必要があり、STEP4以降ならAmazonから返金を受ける必要があります。

さらに複雑なことに、デビットカードで返金を受ける場合、キャンセルから返金までに最大で2ヶ月掛かります。

これはデビットカードの支払い手順の複雑さが理由のため、Amazonに連絡しようが、カード会社に連絡しようが、返金を早めることはできません。気長に待ちましょう。

Paidy翌月払いとは、要するに前借りなので、次に説明する「クレジットカード払い」と同じ取り扱いとなります。

クレジットカードの場合、決済のタイミングは「発送時」です。これは分割払い、リボ払いでも同じです。

クレジットカード払いは「決済」と「銀行引き落とし」があるので複雑ですが、詳しくは次のような手順となります。

荷物が発送された際は必ずAmazonから「発送通知メール」が届きますので、メールが届いていたら決済は完了していると考えてください。

また、決済後に注文をキャンセルした場合、代金は「Amazonギフト券残高」またはクレジットカード会社経由で返金されます。

クレジットカード会社経由で返金される場合、直接銀行振り込みとなるのか、または次の請求額から割引されるのかはカード発行会社ごとに異なります。

詳しく知りたい場合はカード会社に聞きましょう。

携帯決済（auかんたん決済、ｄ払い）の場合、こちらも決済のタイミングは「発送時」です。

荷物が発送された際は必ずAmazonから「発送通知メール」が届きますので、メールが届いていたら決済は完了していると考えてください。

また、決済後に注文をキャンセルした場合、代金は「Amazonギフト券残高」または携帯電話会社経由で返金されます。

携帯電話会社経由で返金される場合、直接銀行振り込みとなるのか、または次の電話料金から割引されるのかは携帯電話会社ごとに異なります。

詳しく知りたい場合は携帯電話会社に聞きましょう。

Amazonギフト券やAmazonポイントの場合、注文が確定された時点で残高は減りますが、決済のタイミングはあくまでも「発送時」です。

注文確定と同時に残高は減るのですが、この時点では「購入代金分の残高を、一時的に他の注文に使えないようにしているだけ」です。

荷物が発送された際は必ずAmazonから「発送通知メール」が届きますので、メールが届いたら決済が完了したと考えてください。

この「一時的に使えない状況」と「決済完了」の何が違うのかというと、特に違いはないのですが、強いて言うなら、決済が完了していなければ領収書が発行されない、ということくらいでしょう。